奇跡的・・なのですって。


昨日はクリニックの受診日でした。
先週、体調を崩したときの採血結果をお聞きしました。

なんとリンパ球数がさらに増加し、異常値が続いていた(悪くなり続けていた)肝機能・膵機能のデータが正常値になっていました。
自分でも驚きました。
また炎症反応は今回も低く、血小板の値もずっと大丈夫なままでした。

先生によると、「これは奇跡的なことやぞ。」だそうです。

「何がよかったんだろう〜〜。酵素浴かな?」とつぶやいたら

「いやいや、年末年始に、あんたの心の持ち方がガラッと変わったやろ。やっぱりあれや。
 それと『友の会』やな。」と先生はおっしゃいました。


「友の会」というのは、JHAS蜆塚校の先生が癌に罹患した私のことを「CAN友」と呼んでくださった・・それにまつわるものです。


昨年のクリスマスの日に浜松で「希望の祭典! がん治っちゃったよ全員集合!!」というイベントに参加させていただいてからのご縁で、
私は杉浦貴之さんという癌サバイバーとメールをやりとりさせていただくようになりました。
杉浦さんは「余命半年。2年生存率0%」と宣告されてから18年。
今は病気をする前より元気で幸せでいらっしゃる方です。

「どうしたら癌を治せるの?」と聞かれた時に、とっさに「素直になること」と答えた・・というエピソードをお持ちです。


クリニックに勤める友人のナースと一緒に、2月に杉浦さんの大阪でのイベントに行こう!と話していました。が、既に満員で申し込めず。。。

「それなら、うち(友人ナースの家は大きなお寺)に来ていただこう!」となり、
2人で企画・交渉を始め、2月に実現することになりました。

チラシを作りながら、「主催者名・・どうする?」という話になりました。

友人は今後もお寺を使って、癌患者さんのサポート活動を無理のない範囲でしていきたい・・という想いがあったそうで、私はすぐに「CAN友」が浮かびました。

友人も、「それ、すごくいい!!使わせていただきたいね〜〜〜」となり、
M先生にメールさせていただき、快諾くださって、
「きょうとCAN友☆応援団」と名乗ることにしました。


で、クリニックの院長はイベントのチラシを
「うちに置いて、患者さんたちにお知らせしなさい」と言ってくださいまして。。。


チラシを見た先生も「CAN友」に反応しておられて、それを「友の会」と呼んでくださったのです。

私の奇跡的な検査結果の改善は、
「CAN友」に象徴されるような人とのつながり・
前向きな行動・行動に移す心の持ち方によるものだと・・そういう意味だったそうです。


そして面白いことに・・
診察後、私が点滴を受けているときに、友人ナースが診察室に呼ばれたました。
しばらくして、ある患者さんを私の隣の点滴スペースに案内してきました。

「高木さん〜〜、先生がね、『この人もCAN友にいれてやってくれ〜〜』って。。」と。

大腸がんで肝臓・十二指腸に転移しており、腹膜播種をきたしているのだそうですが、
大学病院でホスピスを勧められ、落ち込んでいるところ・・とのことでした。

2人で点滴を受けながら、お話ししながら、お互いに「わかるわ〜〜〜〜」と頷きあって。。
時々友人ナースも入って、一緒にお話して・・・

ただそれだけなのに、その患者さんは
「私ね、忘れていたわ。鳥の絵を描くのが大好きでね。
 いつか・・つぐみとメジロを主人公にした絵本を描きたいって思ってたの。
 それ・・始めるわ〜〜・」
と、笑顔になって点滴も終えて帰られたのです。


私・・・その方の笑顔を見送りながら・・・
いきなりスキルス胃がんのステージⅣで、手術もできない状態と分かって・・
色んなものにすがりついて、依存して、苦しくて苦しくて、悲しくて悲しくて仕方ない・・
そんな時を体験させていただいてよかった。って思いました。

そんな時があったこと、
そんな時もずっと支え続けてくれる人たちがいてくださったこと、
これから先がどうなるかは分からないけど、でも、今、こうして辛さを共有しながら
お話を聞ける・・それが必要な人に出会い、私もまた元気にさせていただける・・
幸せだな〜〜〜って思いました。

アロマのエネルギーの中で、じっくり自分と向き合わせていただけるからこそ・・
いっぱいのサポートの中で、何度も助けていただいてきているからこそ・・
こういう時間をいただけているのだと思います。

本当に・・皆様のおかげ・・なのです。

今回の検査結果を目いっぱい喜び、
これからも元気になっていけるように毎日を大切にしますね☆


今日はゴボウのサラダ、お味噌汁をつくりました。
レモンをたっぷりかけた子持ちししゃも&大根おろし、手作りの青汁と一緒にランチ♡

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