ふつう万歳
奈良の春日大社や大阪へ行ってた旦那さんがリュックから色んなものを取り出しプレゼントしてくれた。
Blendyのティーやカフェオレなどのセットのほか、なぜかジュゴンの折り紙。
これが中々精巧に折られていて、まるでこちらを見ているかのような可愛さ。
思わずラブラドライトのイルカさんと並べてパチリした。
海洋生物の中でもイルカやジュゴン、マナティやクジラといった海獣(海洋ほ乳類)は
ワンコやニャンコ、馬や羊などと同じように、私たち人間の波動をよく感じ取るといわれている。
以前、ゆりあ先生がしてくださったお話を思い出す。
ニュージーランドだったかオーストラリアだったか、船で沖合に乗り出すとかなり高い確率でイルカの群れに出会えるツアーに参加されたときのこと。
日々・・愛を流して丁寧に生活することを実践している先生たちだから、
きっとイルカは感じ取ってくれて、難なくたくさんのイルカたちに会えるだろう。。と、ぶっちゃけ思っていらしたそうだ。
ところが中々出会わない。
ポツッと、インストラクターが呟いた。
「おかしいな〜〜。今日はどうしてイルカが来ないんだろう。
時々・・日本人やアメリカ人なんかで精神世界のことをよく知ってて、
「私、イルカと話せるんです」みたいなことを言う人がいると出てこない・・ってことはあるんだけど。。。」
ゆりあ先生はこれを聞いてハッ!として、目が覚めたそうだ。
「私は・・なんて傲慢だったのだろう。。。」と。
即座に、素直に自分を振り返り謝罪をしたところ、まぁ来るわ来るわ・・・
イルカの大群がツアーボートの周りをピョンピョンし始めたらしい。
このお話を思い出すたびに私は自分にかける言葉がある。
「ふつうでいいんだよ〜〜。」
私のように、何でも「私が・私が!!」と主張したくなる人は真の自信がない人。
だから「特別」であることによって注目してもらい、自分を価値ある存在だと思おうとする。
「ふつう」ではいけないのだ。
ところがホリスティック・アロマに出会い、精油やクリスタルのエネルギーに触れ
自分をしっかり癒そうとするうちに分かってくる。
「ふつう」でいいのだと。
「ふつう」なことを一つひとつ大切に、想いを込めて生きることは、そんなに簡単ではない。
外面だけカッコよく振る舞うことの方が、よっぽど楽だろう。と思う。
「○○さん、ありがとう〜〜〜。流石だわ〜〜〜」
「○○さん、素晴らしいわ〜〜〜。」
そんな言葉は確かに、自分にエネルギーを注いでくれる。
しかし外からもらったエネルギーは、使うと当然消費される。
補充されないと心が満たされなくなる。
心が満たされないと身体もしんどくなる。
したがって外からエネルギーを得るために、喜ばれそうなことを・認められそうなことを行い続ける。
その結果いつしか「自分」がなくなっていくのだ。
周囲の期待にそう自分になろうとして、「他の誰がどう思おうが、自分はどうなのか」を無視していくから。。。
ホリスティック・アロマセラピーの養成コースを受講するとき、最初に言っていただいた。
「このコースは自分を癒すコースです。」と。
そして徐々に・・・自分がどれだけ「特別」であろうとしているのか・・
「ふつう」のことをおろそかにして足元をみないでいるのか・・・、
自分で気づけるようになってきた。
精油やクリスタルのエネルギーに触れ続けるだけでなく、
先生方が・ずっと・・見守り、時には魂をかけて厳しく・・導いてくださるからだ。
これはアロマセラピーを学ぶ他のどんな団体とも決定的に違うことだと私は思っている。
他の誰かに愛されようとするのでなく、ただ自分が愛すものに愛を注ぎ、
誰かから愛を注がれなくとも、自分で、愛を自家発電できる・・・
それは自分にも周りにも嘘がなくって、ものすごく優しいエネルギーだと思う。
私は自分に・・優しくなりたいのだ〜☆
それを願うから・・・自分を癒してあげたいから・・・私はJHASで学び続ける。
これからもこの道は続く。それが嬉しい。
イルカとジュゴンから思いがけない話になったなぁ〜☆
「ふつう万歳!!」だ♡