それは突然やってきた
昨夜、コーチ仲間との対話の会にスカイプで参加しました。
テーマは「コーチのエゴと聞いて何を感じるか」でした。
翌日(=今日)からコーチングの授業が始まることもありましたが、何か・・どうしてもこれには参加したいかも・・という感覚があり、急きょ参加をお願いしました。
「なぜだかわからないけれど・・・でも、惹かれる。。」というのは、魂が懸命に「こっちだよ。あなたが幸せになる早道はこっちにあるんだよ」と、サインを送ってくれてる徴です。
なのに心は、「こんなギリギリに頼んじゃ迷惑だから駄目だよ」とか言って魂を抑えようとするのです。
でも昨日は魂の声に従いました。
そのわけ・・・対話が始まって数分で分かりました。
突然。だったのです。それは。
ある方が、どういうときにコーチとしてのエゴを感じるかをお話くださってるときに
不意に、その昔・・バリバリにコーチングをさせていただいてたときに、
それがエゴだということさえ気づけないほどエゴまみれだった自分を思い出したのです。
思い出した・・というより、その自分をまるでTV画面の中に見ているような・・そんな感じです。
その私はとても一生懸命でした。
確かに・・今の私から見ると、「おいおい」と言いたくなるくらいにエゴ満載!ですが
でも、その姿はとにかくひたむきで、精いっぱいで、美しく見えたのです。
そのひたむきさに・・胸が震えました。
なんて・・なんていじらしいのだろう。
と思いました。愛おしさに胸がいっぱいになりました。
すると・不思議なことに・・・今現在の私も・・・エゴはいっぱいあるし、
ちょいとしたことで顔を出すし、ほんとうに未熟ものだけど・・・
でも、それも含めて、私は私が愛おしい。。と、すご〜〜〜く優しい気持ちになったのです。
対話の会が始まるときには、まさかこんな感覚になるとは思いもしませんでした。
実は私の場合・・・ホリスティック・アロマセラピーに出会い、学びと自分を癒す道を歩いていこうと決めたのは、プロのコーチとして人にかかわらせていただいてる中で自分の在り方にダメ出しをして・・自分で自分の心を深く傷つけたことがきっかけでした。
昨夜のコールには、私をホリスティック・アロマセラピーにつないでくださった方もいらっしゃったのも、魂の協力だったのでしょう。
コーチングを通してつけた傷は、コーチ仲間とのかかわりの中で癒されたのでした。
ホリスティック・アロマセラピーに出会わなかったら・・・
自分を癒すことをあきらめないでいられるように、たくさんの方にサポートをしていただけなかったら・・・
昨日の、あの時間はこなかったかもしれません。
それからはメールでも、お電話でも、必要以上の言葉を使っていない私がいます。
このブログは・・言葉にするのが難しい感覚を、なんとか言葉にしようとするので
とても長くなってしまうのですけどね(笑)。
そんな、ありのままの自分でいい・・・という感覚の中、
今日は福井県の学校で人間関係論の講義をさせていただきました。
「看護に活かすコーチング」というテーマの講義で全8コマです。
このようなテーマで、幾つかの学校や施設でもさせていただいてきましたが、
今日、やっと・・・
「あぁ、私はこれを体感していただきたかったのだ。」というものを掴んだ感覚にいます。
私はコーチングを教えたいわけでも、そのスキルを習得していただきたいわけでもなく
〝感じる”ということ・・・〝感じる”ということの先にあるものを・・・
それをお伝えしたかったのでした。
目の前にいる人を感じる。
お話している・・その人の、その世界を感じる。
その方がどのような体験をされているのか、されたのか・・それを共に感じる。
そして相手だけでなく、他でもない「自分自身」をしっかり感じてあげること・・
それがどれほどの愛なのか・・
それがどれほどナースの自分を、患者様を、支えるのか・・・
それこそを体感していただきたくて、磨いていただきたかったのです。
今日の講義をしながら、どんどんそれが明確になってきて、
すると私の魂に反応するかのように学生さんの目もキラキラされてきて・・・
「魂に心をそわせてあげる」ということを、また一つ、体感させていただいた感じがします。
これからも形にしていくこと、魂に心を添わせること、
そして何より、ありのままの自分でいいのだということ・・
感じ続けていきたいものです。