そのままで・・
今日は久しぶりに「新釈古事記伝」を読みました。
全7巻のとても美しい日本語で書かれた古事記の解釈は、ホリスティックアロマセラピーと深く深く通じる・・魂に響く・・・素晴らしいものです。
書いておられる阿部国治さんは帝国大学を主席卒業され将来を約束されていましたが、
「権力者の生き方と決別して、人々の苦労が詰まっている袋を背負って世の中の下積みになるような仕事をしていこう」と、古事記研究と教育に生涯を費やされました。
その阿部先生は古事記のわずか1行でさえ・・心を静め、魂で読んで・・言葉にしがたいものを言葉にしようとしている・・その矛盾も受け止めながら、なんとか言葉にして残してくださっています。
ホリスティックアロマセラピーで学ぶ光の道・・それはそのままの自分を受け止め生きるということでもあるけれど・・それがどれだけの「光」なのか(闇もそのまま受け止めて)・・・
そのことも古事記の解釈として、とても丁寧にしたためてくださっていて、読みながら涙があふれます。
ゆりあ先生の姿や言葉が重なることしばしば・・・です。
それほど・・魂が希求しているものは同じ・・なのでしょうね。。
新釈古事記伝は阿部先生を生涯の師と仰いだ栗山氏が1人で編纂し、10年以上の月日をかけて自費出版に至ったものです。
注文した本書が届いたとき・・・包みを開くとそこには、大変に美しく丁寧に紐で結わえられた7巻がありました。
JHASでも精油などを注文させていただくと、届くお品はとても丁寧に包まれていて
やはり心をこめて誠実に、大切に思って送ってくださってることを感じますが、
新釈古事記伝も・・届いたとき・・栗山さんの想い、この書に流れるエネルギーを感じないではいられませんでした。
とてもとても美しく、温かいものでした。
私はありがたいことに栗山さんにお会いしたことがありますが、ふつうのおじいちゃまでいらっしゃいました。
腰の低い・・・誠実な・・・優しい、ふつうの・・。
本当に素晴らしいものは目には見えないものなのかもしれません。
栗山さんは阿部先生から学ばれた印象的な言葉も伝えてくださいましたが、その中でも特に印象に残っているのは次のような言葉でした。
「できるだけたくさん、他人様の世話をやかせていただくことが立派なことであり、
他人の苦労を背負い込むことを喜びとせよ。
同時に
自分はこういうことをしてあげているのだから偉い、感謝されるのが当たり前、
と思うのではなく
これは大事な仕事である、
しなければばらない仕事であると思ってその仕事をするなら、
それでもう、すべてである。
その仕事をすること、
それ自体が喜びであり、感謝である。」
もう・・この言葉に流れるエネルギーだけで涙がでてきそうです。。
ほんとうに・・ゆりあ先生や、てんてん先生の声になって聞こえてくる感じ。。。
ホリスティック・アロマセラピーといい、新釈古事記伝といい、
魂が喜ぶものにすでに出会わせていただいていることに感謝です。。。☆
精油が流れる中で、この書をまた読んで・・よりまっすぐなエネルギーになってから
クリスタルでエネルギーを必要なところへ流したい・・流させていただきたい・・
と思います。
こちらは今日のぴぃち君。川上犬のあいちゃんとも仲良しです。
ぴぃちがはしゃいでいる間、私の後ろでひっそりと気配を消して隠れている柚子
まったく性格も行動も異なる2頭だけど、ただそのままで・・私たちを幸せにしてくれます。
「光」でいっぱいのワンコたち。。。愛を教えてくれるお師匠さんです。