道草のキラキラ。

今日は、I看護専門学校の勤務最後の日でした。


退職を決意してから驚くほどスムーズに事が運び、通常ではありえないようなお心遣いもいただきました。


でも・・・ 私の中では・・・
看護学生と密に関わりあえる醍醐味や、濃ぃ〜ぃ上に楽しい教員達と、あれやこれやと話し合っては考えることの喜びが、どんどん湧き起こっていました。
手放して初めて大切さに気づく感じで。。。


それで、「早まったのではないか?」「いやいや、こんなにスムーズに事が運ばれているのは、魂が喜んでいるからに違いない。」とか、色んなことを考えて過ごしていました。


考えると、すぐにマイナスの気持ちになって、まるで人生の道草をくってる感じにもなりました。


でも、道草はきっと無駄ではなくて・・・
この道草の時間を、どのようなエネルギーで過ごすかで・・・その先が変わってくるよね♪って思い、毎日毎日、心を立て直していたのです。


そんな状態で、先日は送別会をしていただき・・・


「最後に挨拶を」と言われて待っている間も、私はまだまだ未熟者なので、嫌味を言いたくなったり、問題提起をしたくなったり。という心にもなりました〜。


でも、道草の間に、あの学校の善いところをいっぱい思い出していたし、
このような体験をさせていただいた学校の皆さまに、せめて愛からの言葉を渡して去りたい。。。と思いなおして・・・
その想いだけ持って、マイクを受け取りました。


で、私がお話ししたのは・・・ 


同僚や、我儘を聞いてくださった副校長や顧問への感謝と、


学校に行かない間に気づいた、「私の喜びは何なのか」や・・・


だから、いつか、自分の状態を立て直せたなら・・・また学校に戻らせていただきたい。という「希望」でした。


お話ししながら、「あぁ、私は、そうなんだ。」と腹が据わってきました。


私が話している間、同僚はとても優しい眼差しを届けてくれて、


元上司は花束を渡しながら小声で、「きっと、戻ってきてね。待ってるから。」と言ってくださいました。


他部署の方も「高木さんが、うちの学校に来るのは勿体無いって分かっているけど、でも、いつでも戻ってきて力を貸してほしい。5時になったらね、すぐ帰ったらいいんだから。」と言ってくださったり、


「高木先生が好きやったわ。すぐに戻ってきてほしいわ。」と声をかけてくださって、メアドを交換したり・・・


そして今日も、先日の送別会に続いて、また素敵な花束をくださいました。



さらに、ある先生方から、「みっちー。をテーマで集めてみたよ。」というプレゼントもいただいて。。。




私は、とても果報者だと知りました。


だから、これから学校に行かなくても、いーーーっぱい感謝を届けます。
それが恩返しです。


ほんで来週から始まる、ある看護学校の授業では、この感謝を持って頑張ります。


「私の仕事は、看護を伝えること。」って気づかせていただいたからね〜。


そう思えるキラキラをいただいて、本当にありがたい。


自分の喜びに気づかせていただけたのは、道草があったおかげ。


みなさま、本当にありがとうございました〜☆