4姉妹の精油 〜エキゾチック編〜
「ここ・・・知ってる。。。」
初めて訪れる場所なのに、こんな感覚を憶える経験・・・ありますよね。
私の場合、それは新婚旅行で訪れたエジプトでありました。
私たちはアスワンに早く着きすぎて、旅行会社がツアープランになかったオプションを無料で用意してくれました。
それはナイル川をファルッカ(帆かけ船)で下る。というものでした。
アガサクリスティが「ナイル殺人事件」を執筆するのに滞在したことでも有名な、ソフィテル・オールド・カタラクト から乗船します。
陽光降り注ぐなか・・・
ナイル川に手を浸したり・・・ 水をかけあったり・・・
ナイルの風を堪能させていただきました。
そのときです。
ナイル川西岸の・・・ 砂丘から・・・何かを感じて・・・
その方向を振り返った私の目は、砂丘の中にポツリとある建物に釘付け状態・・・
それは霊廟のようなものでしたが、通訳ガイドのハッサンに聞いたところ、やはり古代の貴族の墓だろう。。。と。
なんていうのかなぁ・・・
「ここ、知ってる。歩いてた。」という感覚と、
「おいで。」と呼ばれている感覚が入り混じった・・・ 不思議な感じ。
そんな体験もあったからなのか・・・
私はJHASの精油の中でも、エキゾチック系(と、自分で勝手にグルーピングしてます♪)が大好きです。
土曜日にベンゾインを手にしてから、さらにエキゾチック・スピリットがムクムクムク〜〜。。。と、湧き出ています。
さ、そのエキゾチック系4姉妹は、こちら〜♪
フランキンセンス、ミルラ、サンダルウッド、そしてベンゾイン。
フランキンセンスは、キリストともご縁のある精油。
3賢者が、キリストの生誕を祝って贈り物を持参しましたが、キリストが真っ先に手にしたものがフランキンセンスだった。という逸話で有名です。
またフランキンセンスは、キリストが生まれる40世紀も前の古代エジプトで、
太陽神ラーに捧げる薫香として、朝のお祈りに焚かれていたそうです。
ミルラもエジプトとご縁の深い精油。
エジプトと言えばミイラ。ミルラはミイラ作りの際、腐りにくくするために必須の精油だったそうです。
また太陽神ラーの前で1日に3度香が焚かれる中、ミルラは正午に焚かれる香りだったのですって。
サンダルウッドは「白檀の香り」で有名で、古代の寺院や楊貴妃の住まいはサンダルウッドの木で建築されていたそうです。
そして、私は知らなかったのですが、これまたエジプトと深い関係があるようです。
その昔、インドからエジプト・ギリシャ・トルコへと・・・サンダルウッドの木が隊商によって運ばれ、エジプトでは遺体の防腐剤として使われていたのですって!!
ちなみにエジプト・ギリシャ・トルコは、新婚旅行で訪れた国でした。ご縁ですなぁ〜。。。
ベンゾインは「安息香」と呼ばれていて、フランキンセンスやミルラ、サンダルウッドと同じく、樹脂から抽出される精油です。
古来から防腐剤として使われたり、儀式の際には薫香として焚かれていたそうです。
このベンゾイン・・・ もう・・・ たまらんです。。。
土曜日に手にしてから毎朝晩、お風呂に入れてますし(昨日はフランキンセンス3滴 + ベンゾイン のお風呂でした♪)、
お風呂上りには、サンダルウッドとブレンドしてセルフトリートメントしています。
そして・・・
これらエキゾチック4姉妹の中で、最も好きなのはサンダルウッド。
インド産、オーストラリア産、バヌアツ産 の、3種類を使わせていただいてます。
やっぱり・・・ インド産のものにはかないませんが、オーストラリア産や、バヌアツ産のサンダルウッドも、ふか〜い呼吸をしたくなる精油です。
愛しのサンダルウッド。。。
麗しのベンゾイン。。。
懐かしさを感じさせてくれるエキゾチック4姉妹に、心から感謝です。。。
ベンゾインを未体験の方・・・ オススメでございますよぉ〜♪