喜びの種をまく。

今日は仕事が終わってから、ガソリンスタンドに行きました。

明日の蓼科に向けて、ガソリンを満タンにし、タイヤの空気圧もみておこうと思って。
高速に乗る前は、チェックしておかねばね♪


と、かるぅ〜い気持ちで行ったのに、タイヤが古くてヒビ割れがあり、左前のは著しく空気圧が低いとのこと。。。


これで高速道路を走るのは・・・危険かも・・・


またまた先日同様、夫にTELして相談し、下鳥羽の「橋本タイヤ」さんに行って見ていただくことにして、その結果、すべてのタイヤを交換してもらいました♪

橋本タイヤさんは、タイヤがとても安いのですが、それだけじゃなくって、心から「見習いたいぃ〜」って思えるような、とても素晴らしい方です。
とにかくさりげなく優しく、決して押し付けでもないような、温かさを感じるのです。


たとえば・・・


私が洗車しないから、ホイールはどえらく汚れていたのですが、タイヤ交換の後にはピカピカになっていまして、


「ホイールまで・・・ありがとうございます」というと、

「いえぇ〜。。。 かるぅく、ふき取っただけですから。」と、ふわり。と言ってくださるんです。


ワタシなら、「えらい汚れてましたでー。奥さん、ちゃんと洗ったりや!」って言うだろうに・・・


ほんまに、いいタイヤ屋さんに出会えてよかったです。

これも、仕事中なのに嫌な声ひとつしないで電話で相談に乗ってくれた夫のおかげ♪
やっぱり・・・毎夜のアロマトリートメントで・・・彼も、癒されつつある・・の・・・かな?


いずれにしても、ありがたいパパちゃんの存在です。いつもありがとう。

タイヤ交換の間、大人しくしていた柚子もえらいぞ!!


写真はタイヤ屋さんから帰ってきた柚子です。


さて、今日はとてもありがたいメルマガが届いたので、こちらでも紹介させていただきます。


タイトルは「喜びの種をまく」

では、どうぞ。


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   「喜びの種をまく」
       
       
   『致知』2007年12月号
   総リードより
   http://www.chichi.co.jp/yorokobinotane.html


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仏法に「無財の七施」という教えがある。
財産が無くても誰でも七つの施しができる、
喜びの種をまくことができるという教えである。
財産が無くて、どうして施しができるのか。何を施せるのか。

『雑宝藏経』は、

「仏説きたもうに七種施あり。
財物を損せずして大果報を得ん」

として、七つの方法を示している。


 一は「眼施」──やさしいまなざし。


 二は「和顔悦色施」──慈愛に溢れた笑顔で人に接する。


 三は「言辞施」──あたたかい言葉。


 四は「身施」──自分の身体を使って人のために奉仕する。


 五は「心施」──思いやりの心を持つ。


 六は「床坐施」──自分の席を譲る。


 七は「房舎施」──宿を貸す。


 大きなことでなくともいい。
 人は日常のささやかな行いによって喜びの種をまき、
 花を咲かせることができると釈迦は教えている。
 
 自らのあり方を調えよ、という教えでもあろう。



「無財の施」の教えで思い出すことがある。
 生涯を小中学生の教育に捧げた
 東井義雄先生からうかがった話である。

 ある高校で夏休みに水泳大会が開かれた。
 種目にクラス対抗リレーがあり、
 各クラスから選ばれた代表が出場した。
 
 その中に小児マヒで足が不自由なA子さんの姿があった。
 からかい半分で選ばれたのである。
 
 だが、A子さんはクラス代表の役を降りず、
 水泳大会に出場し、懸命に自分のコースを泳いだ。
 その泳ぎ方がぎこちないと、プールサイドの生徒たちは笑い、
 野次った。
 
 その時、背広姿のままプールに飛び込んだ人がいた。
 校長先生である。

 校長先生は懸命に泳ぐA子さんのそばで、
 「頑張れ」「頑張れ」と声援を送った。
 その姿にいつしか、生徒たちも粛然となった。


 こういう話もある。そのおばあさんは寝たきりで、
 すべて人の手を借りる暮らしだった。
 
 そんな自分が不甲斐ないのか、
 世話を受けながらいつも不機嫌だった。
 
 ある時一人のお坊さんから「無財の七施」の話を聞いたが、
 
 「でも、私はこんな体で人に与えられるものなんかない」
 
 と言った。お坊さんは言った。
 
 「あなたにも与えられるものがある。
  人にしてもらったら、手を合わせて、
  ありがとうと言えばよい。
  
  言われた人はきっと喜ぶ。
  感謝のひと言で喜びの種をまくことができる」。
  
  
 おばあさんは涙を流して喜んだという。


「喜べば喜びが、喜びながら喜び事を集めて喜びに来る。
 悲しめば悲しみが、悲しみながら悲しみ事を集めて悲しみに来る」
 
 
 ──若い頃、ある覚者から教わった言葉である。
 喜びの種をまく人生を送りたいものである。


 最後に、東井先生からいただいた詩を紹介したい。



《雨の日には 雨の日の

 悲しみの日には悲しみをとおさないと見えてこない
 
 喜びにであわせてもらおう
 
 そして
 
 喜びの種をまこう
 
 喜びの花を咲かせよう
 
 ご縁のあるところ いっぱいに……》
 


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 ご紹介した文章は、月刊『致知』2007年12月号に
 掲載されたものです。
http://www.chichi.co.jp/yorokobinotane.html
 

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