それでも、愛し続ける。

さきほど、アロマの先輩の愛犬が、天寿をまっとうされたことを知りました。


毎日のようにブログを訪れては、その様子に一喜一憂し、ふんだんに精油もクリスタルも使い、身体もしんどいだろうに、懸命に介護する姿をブログの向こうに見させていただき、私の方が励まされていました。


体調が悪くなった愛犬の介護は・・・他人事とは思えなくて。。。


先犬のみかんの介護を、私もさせていただけたから。。。


みかんが、友人・知人のたくさんの祈りのおかげで一命を取り戻してからの日々は・・・


最後の最後まで、愛しかありませんでした。


私も、夫も、みかんも、


愛からの言葉や行動でなきゃ、もちこたえられませんでした。
 


それを私たち夫婦に呼び起こしてくれたのは、他でもない、みかんの優しさ。。。

みかんに、私自身が命を救われたんですもの。


当時の私は、ある出来事で、死にたい気持ちと、なんとか乗り超えたい気持ちとでグジャグジャでした。


その私が壊れないで生き続けられたのは、みかんのおかげです。


昼も夜も、自分では起き上がることの出来なくなったみかんの、
わずかな動きを排泄のサインと感じて、身体を支えてオシッコさせたり、


オシッコで起き上がったときに、野菜を煮込んでみじん切りにしたものを、少しづつだけど食べさせたり、


お水も飲まなくなっていたから、スキムミルクを作って、私の指につけて舐めさせたり・・・


ずっとベッドで寝ることもできなかったけど、みかんが、あの状態でも生きていてくれたから、

だから私も、生きていられたのです。。。



夫のことを、確かに、真の伴侶だと・・・
「あぁ・・・ この人なんだ・・・」と、思考でもなく、ココロでもなく、どこか深いところで納得した瞬間も、みかんがもたらしてくれました。


最後に息を引き取るときには、夫と私の間で、ちゃんと感謝でいっぱいのお別れをさせてくれて・・・


亡くなった翌日は、みかんのいる部屋が、とても美しく微細な光の粒子でいーーーーっぱいになったのを、今でもはっきり覚えています。


あぁ・・・
光に戻ったのだ・・・


と、ホッとすると共に、みかんは身体にはいなくなったけど、いつでも、すぐそばにいるのだと、妙に納得してココロが軽くなったのを覚えています。


だから、


今も、


私たちが生きている限り、ずぅっと・・・


私と夫は、みかんに愛され続け、


私も夫も、みかんを愛し続けてるのです。。。



今の幸せは、みかんが気づかせてくれたもの。


たとえ、身体はなくなっても、

たとえ、その匂いも、重みも、温度も、この身体で感じることができなくなっても、


それでも、


愛し続けています。



きっと、先輩も、その愛犬さんも、より大きく深い愛の中に。。。


愛犬さんが、光のくにへと還られるのを、「ありがとうございました。お疲れ様でした。」と、敬意を込め、合掌にてお見送りさせていただきたいと思います。



最後に。


みかんを火葬した日に出会った柚子の、今日の写真を。

明日からの旅の支度をジャマしているところと、
投げ出した私の足にもたれて眠っているところ。私の手さえもこわがって撫でさせてくれなかった柚子だから、これは感激モノです。



では、明日から信州へ、夫と柚子と一緒に行ってきます!!


ドロちゃん、ほんとうにありがとうございました。

Yさん、心から、感謝申し上げます。
Yさんの姿に、私が救われました。


ありがとう。